~ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険~

公開年度:

2017年

監督:

高橋敦史

解説/あらすじ:

のび太たちが南極に行って10万年前の氷の中から腕輪を見つけたところから物語は始まる。

レビュー:

公開1週間後くらいに行ってきました。
今回の『ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』はオリジナルストーリーで
事前に話の展開が分からず正直不安だったのですが、観た感想としては良作だなと感じました。

10万年前の南極と現在を行き来するのですが
話の中に伏線がたくさん盛り込まれていて、大人でも楽しめました。

以下ネタバレになってしまいますが
モフスケとユカタンの関連性について
ユカタンの耳に穴が開いたことで自分はピンと来ました。
そこからタイムベルトの電池切れに繋がるのですが
ここら辺よく出来ているなと関心

途中偽者のドラえもんが出てのび太たちを殺そうとしますが
こちらは意外とアホでしたね。
罠をはっていたので、時間さえ稼げれば全滅させられたのにも拘らず、
いきなりキレて正体を現してしまったので、逆にやられてしまうという。

ドラえもんの四次元ポケットを奪って立ち回っていたのは賢いなと思ったんですけどね。
正体を現した後に凍らされて、それが10万年後の現代に繋がる伏線にもなっています。
ここでの偽者に惑わされず、本物のドラえもんとのび太の友情を描いていたところは、とてもよかったんじゃないかと思いました
今回の物語のテーマとしては「冒険と友情」ですかね、それが良く現れていました。
盛り上がりのピークはここの偽ドラえもんの所だったのかなと。

最後のブリザーガ戦はただやっつけるだけだったので微妙に盛り上がりに欠けました。
ブリザーガが水に弱いという設定はあれはいいんですかね?火に弱いなら分かるんですが…

主要メンバーの中でしずかちゃんの活躍がいまいちでしたね。
カーラとしずかちゃんの描写とかもっと描けたらよかったかも。

普段のドラえもんの映画と同じで、あのひみつ道具を使えばもっと楽だったんじゃないかなとか思うところはありますが、
総じてよく出来ていると思いました。
ただカーラとか博士だとか別の星から来ているキャラがいるけど、話の舞台は地球で、ちょっと話の規模が小さいかなと思ったりもしました。
ヒョーガヒョーガ星についても描いてほしい。

またキャスト陣ですが、サバンナだったり起用されていますが違和感はなかったです。
だたやっぱりカーラ役の釘宮さんの演出が突出していると感じました。

ということで子どもも大人でも楽しめるいい作品だったと思います。
80点